費用について
Initial cost & running cost

樹脂パネルの採用によって大幅なコスト削減に成功

クール暖の導入費は、エアコンの導入費と比較すると多少高価になりますが、ふく射による冷暖房はそれを凌ぐ多くの魅力を持っています。また、プラスチック樹脂を用いたクール暖は、金属製パネルを用いたふく射式システムに比べ、大幅なコスト削減を実現しました。

4LDK全室に効果の出るように運転した場合の参考コスト

■標準導入コスト ふく射式において、これまで一般的だった金属製ラジエーターシステムの場合、製造過程において高い融着技術と多くの手間を要するため非常に高価でした。プラスチック樹脂を用いたクール暖は、原料の省コスト化と製造工程の省略化を図ることで、金属製ラジエーターに比べて導入コストを大幅に削減することに成功しました。

標準導入コスト

■標準燃費コスト プラスチック樹脂は放射率が高く、循環液がパネル内部を巡る際の水温変動がこれまでの金属製ラジエーターよりも大幅に少なくなり、熱源機の負荷軽減に繋がっています。また、熱にプラスチック樹脂が反応し「ふく射」によって熱移動することで冷暖房を行うクール暖は、高負荷となる運転を必要としないためエアコンよりもランニングコストを抑えることが可能です。
※ 体感の違いや運転方法によって異なる場合があります。

標準燃費コスト
※あくまでも参考値であり、状況によっては異なる場合があります。

クール暖とエアコンの1㎡あたりの消費電力の比較

現代の住宅は高断熱化により室内に届く熱の伝わりが小さいため、多くのエネルギーを必要とせず、保温性もあります。パネル内を循環させる水の温度を季節に応じて徐々に変化させる連続運転により、省エネ性を保持しながら快適に暮らすことができます。
※ ルームエアコンは全室24時間連続運転時